嫌な人との上手な接し方

指をさして怒鳴ってくる男性

あなたの周りにも性格が悪い、意地が悪いと
感じる人が何人かいらっしゃるんだと思います。

そういう人と距離を取ることができれば
問題ないのですが、そうもいかない時は
どうすればいいのか。

もう我慢するしかないのか?

そんな風に落胆しなくても良い方法があります。

今回ご紹介する方法で
腹立たしい感情を大幅に減らすことができます。

ぜひ参考にしてください。

【いきなり結論】

とりあえず結論を申し上げます。

1.嫌な人の根源にある心理を知る
2.嫌な人を憐れむ
3.言い争いは避ける
4.反論せずスルーor肯定してみる

以上4つです。

細かく解説していきます。

【1.嫌な人の根源にある心理を知る】

「なんで嫌なことを平気で言ったりやったりするのか?」

相手の心境を考えれば、到底できないことを
平気でやってのける人の根底にある心理とは

「劣等感」

です。

心の奥に劣等感を抱えている人は
他人よりも相対的に自分が上であることを
感じていたいのです。

少しでも他人を貶めることで
自分を上だと思いたいのです。

なので、チャンスがあれば
大きな声でどなったり、嫌味なことを
言ったり、自慢したりと

結構大変なのです。

僕の部長も工場に響くぐらいの
大きな声でどなります。

僕は相手の正体は劣等感だと知っているので
涼しい顔して平気でいられるのですが、

部長はもう、それはそれは大変そうで
ちょっと可哀そうに思えてきます。

余談が過ぎました。

まぁ、つまり劣等感が
行動の根源なので、

常に何かに恐れている状態なのです。

誰にでも常にマウントを取っていないと
心が落ち着かないのです。

そう思うと不憫(ふびん)に感じませんか?
可哀そうですよね?

それが次のポイントにつながります。

【2.嫌な人を憐れむ】

先ほどお伝えした通り、
嫌な人というのは本来可哀そうな存在なのです。

誰にでもマウントを取らないと
心が落ち着かない存在なのです。

それが分かってくると
嫌な性格のひとに会ったとしても、
何を言われたとしても、

あんまり腹は立って来ませんよね。

「そんな風な嫌な言い方をしないと自分を保てないなんて可哀そう」
「あんたも大変だねぇ」

そんな風に思えてくるはずです。

とはいえ、

それでも相手はマウントを
取ってくるでしょう。

怒鳴ってくるでしょう。
嫌味を言ってくるでしょう。

いくら可哀そうに思えても
さすがに一言言ってやろうか、
と思うかもしれません。

しかし、もう一つポイントがあります。

【3.言い争いは避ける】

口論は避けましょう。

いくらこちらが慈悲の心満タンで
相手に接したとしても

嫌な性格の人は絶対に自分を
変えようとしません。

長年の習慣で強固な自分を持っている事でしょう。

相手は決して自分が悪いことを
しているなんて、全く思ってません。

なんなら、あなたのことを思うがあまり
言ってやっているんだ!と

良いことをしていると
感じているかもしれません。

たとえ言い争いに勝ったとしても
恨みを買うのがオチなんです。

なので、言い争いは避けましょう。

では、どうすれば言いかというと
次のポイントになります。

【4.反論せずスルーor肯定してみる】

嫌な性格の人が言う悪口に
あえて乗ってみましょう。

嫌なことを言われてムッとした態度を
とったり、反論したりすると

相手は面白がってますます
いじってきます。

彼らは論理武装している場合があるので
反論したとたんに、

「いや、以前もこんなことがあった!」
「これで注意するのは〇回目だぞ!」

とか、

こちらが忘れている過去の事例を
引っ張り出して反論の余地をなくしてきます。

相手の土俵に引きずり込まれてはいけません。

そういう場合は無反応、スルーが楽なのですが
スルーが通用する相手と逃さない相手がいますので、

そこは、相手とあなたとのパワーバランスをみて
判断しないといけません。

後輩や同僚だと通用しやすいです。

上司や先輩には、もう一つの手段

「肯定する」を使いましょう。

「お前ノロイなぁ」
「お前の服ださいなぁ」

など言われたら

「そうなんです、すみません」
「たぶん先祖からの遺伝なんです」
「僕も困っているんです」
「伸びしろがあると思って広い心で指導してください」

などなど。

言われたことに否定するのではなく
拍子抜けするぐらいに肯定してみましょう。

相手は次の言葉がなくなってしまいます。

【まとめ】

最後におさらいです。

1.嫌な人は劣等感の塊
2.嫌な人を憐れむ
3.言い争いは避ける
4.反論せずスルーor肯定してみる

以上です。

ところで、4.の「反論せずスルーOR肯定する」

ですが、

自己肯定感が低いと相手の言葉に
傷ついてしまって委縮ちやうかもしれませんね。

まずは自己肯定感を上げていきましょう。

最後まで読んでくださり
ありがとうございました!