部下の指導で難しい叱り方はオープンにして共有することが大事です

叫びながら走っているレスキュー隊員

人間関係の悩みと問題を解決するブログ 中島です。

職場での部下の指導で必要以上に
強く言い過ぎて後悔したり、

言いたいことがあっても言えずに
残念な思いを抱く人は少なくないでしょう。

人が30人もいれば、それぞれ性格も
考え方も様々なので、

円滑にコミュニケーションを図るのが
難しいのは当然です。

職場のコミュニケーションの中で
特に難しいのが「叱り方」で、

叱る側と叱られる側の受け止め方は
随分と違います。

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部下の指導で難しい叱り方はオープンにして共有することが大事です

上司がよかれと思ったことが
正しく伝わらないことは多く、

知らないうちに部下を傷つける言い方を
してしまっていることも

少なくありません。

しかし何も言わないでいれば
かえって両者の関係が

良くない状況になってしまうので、
1人1人に対するケアが大切です。

攻撃的な上司の下で育った部下は、
怒られるのが怖いので

失敗を隠したり報告を
ねつ造することがあります。

逆に受身的過ぎる上司の下で育つと、
上司の反応が少ないので

やる気を失ったりなめてかかる
傾向になりがちです。

ちなみに、上司から問題点を指摘されて

反発する場合、上司を尊敬も信用も
していない可能性があります。

そんな時は「斜めの関係」を利用するとよく、
直接ではなく他の課の尊敬する先輩など

仕事の上下関係と少し離れた人から
伝えてもらうと効果的です。

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事実で叱って解決策を共有する

部下を叱る時で大切なのは、
事実で叱って解決策は

情報共有することです。

「これまでにしたためしがない」とか
「全然なってない」、「ミスが多すぎる」

などと叱っても効果は得られません。

また「大したことではない」「何とかなるよ」と
過少に叱ってもダメで

具体的な事実を取り上げて
指摘することが重要です。

そして失敗に対する解決策は
オープンにして、

チーム全体で共有するようにします。

仕事はチームワークなので、
その中で起きたミスやトラブルは
隠さないようにすることが大事です。

まずは本人に注意しますが、具体的な
解決策にまで到達したら

朝礼やミーティングなどで
早く情報共有するよう心がけます。

重要なのは失敗をバラすのではなく
チームの今後のために解決策を共有することで、

ミスしたことをみんなに話すことは
傷つけることにはなりません。

きちんとしたコミュニケーションをとって
育成するのは時間がかかりますが、

自立させるためには不可欠です。

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最後に

上司としての自分の目的を達成するためにも、
常に相互尊重の態度で対応するようにしましょう。

仕事を渡す時はなぜそれを頼むのか、
理由を初めにきちんと伝えることが大事です。

そして一旦仕事を任せたら後は口を出さずに
大きな心で見守ってあげることが大切です。

部下の仕事ぶりを見ていると
心配になることはありますが、

信じて任せてくれていると
感じてもらえば成長することに繋がります。