ちょっと難しい!だけど劇的に自己肯定感を上げる方法

両手を広げて上を向き、目をつむっている女性

自己肯定感が高い方がいいに決まってますよね。

自己肯定感が低いと、行動できなくなります。

とはいえ、どうすれば自己肯定感を上げることができるのか。

様々な書籍で様々な方法が
伝えられていますが、

僕自身が体験した、自己肯定感を上げる
方法はめちゃくちゃパワフルでした。

僕もそれまでは自己肯定感は
低い方だったのですが、

あるカウンセリングの方に
手伝ってもらって、

あるワークをすることで
自己肯定感が爆上がりしました。

どんな方法かというと

シン・エヴァンゲリオンの
シンジ君がたどった経緯にそっくりでした。

【シン・エヴァンゲリオンのシンジ君がたどった経緯】

シン・エヴァンゲリオン劇場版は
ご覧になりましたでしょうか?

まだの方はぜひご覧ください。
4作目のループの方だけでも結構です。

作中の主人公、碇シンジ君が
落胆から復活するまでの行程がとても重要なのです。

少しだけネタばれです。
ニア・サードインパクトで荒廃した都市。
知らなかったとはいえ、すべての原因は
碇シンジがもたらした結果でした。

街を破壊しつくした自責の念で
シンジ君は強烈なショックを受けます。

周りの皆はシンジ君に優しく接しますが、
どうしても自分がやったことを許せない。

いっそ、この世から消えたいと願いますが、
そんなことをする勇気もない。

「街をこんな風にしたのは僕なんだ!」
「なのになんで、みんな優しいんだ!」

話しかける綾波レイに声を荒げるシンジ君。

すると、綾波は一言こういいます。

「それはきっと、あなたのことが好きだから」

その言葉を聴いてシンジ君は
堰を切ったかのように大泣きします。

そして、涙も枯れてすっきりして皆の所に戻りました。

そして次のシーン以降は
シンジ君はすっかり漢(オトコ)の顔になっていました。

ゆるぎない信念が心の軸として
シンジ君の中に芽生えていたのです。

ここでポイントなのは

マイナス感情をとことん味わい尽くすと
必ず人は強くなって戻ってくる、ということです。

【マイナス感情を味わい尽くす】

マイナス感情を味わい尽くすとは
一体どういうことでしょうか?

簡単に説明すると、
とことん悪口を自分に浴びせ、
気持ちを追いつめて
泣き出すまで追いつめる。

という方法です。

「ほんとに自分ってだめだな!」
「どんだけ臆病なんだよ!」
「仕事でミスばっかりしてるじゃん!」
「いつまでも本当に子供っぽいな!」
「もっとしっかりしなきゃダメだろう!」
「いつになったらちゃんとするんだよ!」

などなど、

こういう悪口をとことん自分に浴びせます。
できれば他人にやってもらうと効果的です。

そして

・嫌な気持ち
・悲しい気持ち、
・情けない気持ち
・絶望感

こういうマイナスの感情を
とことん味わいます。

そして、悲しくて、情けなくて
絶望感で、なにやってるんだろう自分は・・・

という感情を味わったさきに出てくるのが

「涙を流す」

です。

涙がでたなら、枯れるまで泣いてください。

マイナス感情を味わい尽くすとは
涙が出るまで感じきるということです。

【人は泣くと強くなる】

人は泣くと強くなります。

子供のころは転んだだけで
泣いていましたよね。

でも、大人になって転んだところで
泣くでしょうか?

おっさん、おばさんが、道で転んで
うえーーーーん( ノД`)シクシク…と
大泣きしているところを見たことがありますでしょうか?

ないですよね。

痛たたたた~

っていうぐらいですよね。

人は泣くと強くなります。

経験したことのあるマイナス感情で
泣くことはありません。

いったんどん底まで落ち込むと
あとは上がっていくしかないんです。

人生のどん底を味わった人は
めちゃくちゃ強いですよね。

では、感情がどん底まで落ち込んで
涙が出るまで味わい尽くした先に
なにを感じるのでしょうか?

【どんな事にも両面がある】

先ほど述べた悪口には
必ず両面があります。

「ほんとに自分ってだめだな!」

⇒100点満点の人間なんていません。
⇒ダメということは伸びしろがあるということ
⇒ダメな自分は逆に周囲の心の支えになっているかも

「どんだけ臆病なんだよ!」
⇒臆病だからこそ臆病な人の気持ちが理解できる
⇒慎重であるともいえる

「仕事でミスばっかりしてるじゃん!」
⇒ちゃんと出来ているときもある
⇒ミスがあるから改善しようと思える

「いつまでも本当に子供っぽいな!」
⇒そのままでいい
⇒子供っぽくて何が悪いの?

「もっとしっかりしなきゃダメだろう!」
⇒しっかりの定義は?
⇒周囲に助けを求めてもいいはず

「いつになったらちゃんとするんだよ!」
⇒そのままの自分でいい
⇒ちゃんとやってるよ

どんな悪口も必ず両面があります。

結局はどちらの方をみているか、
ということです。

【あなたはいつも自分をいじめている】

自己肯定感が低い人は
常に自分をいじめています。

この悪口↓

「ほんとに自分ってだめだな!」
「どんだけ臆病なんだよ!」
「仕事でミスばっかりしてるじゃん!」
「いつまでも本当に子供っぽいな!」
「もっとしっかりしなきゃダメだろう!」
「いつになったらちゃんとするんだよ!」

普段あなたが自分に向けて投げつけている悪口です。

内面のあなたは常に自分を
いじめているのです。

何かができても褒めることもしない。
貶(けな)すばっかり。

そんなんで自己肯定感があがるはずがない。

いつも自分に悪口を投げかけている。
そういう内面の自分をシャッフルして
再構築するのが

「涙が枯れるまで泣く」

というワークになります。

【愛すべき自分という存在】

涙が枯れるまで泣くと
自分の内面が再構築されます。

再構築されたあなたは
もう自分を貶すことはありません。

そんなことは無意味だとわかっています。
自分をとても愛おしく思えてきます。

もし自分に子供がいて、
その子が落胆して

「僕はなんてダメなんだ」
「もうこの世からいなくなりたい」

なんて言ったとしましょう。

とても悲しい気持ちになりますよね。

「そんなこと言わないでほしい」
「あなたはそのままでいいんだよ」

そんな風に思いますよね。

それは自分に対しても
同じような気持ちで接してあげてください。

自己肯定感とは、何かが人よりできるから
得られるものではなく、

そのままの存在を愛することができると
自然と内面から芽生えてくるものです。

自分の事を自分の子供のように愛してあげてください。

【まとめ】

1.マイナス感情をとことん味わい尽くす
2.涙が枯れるまで泣く
3.すべてのことには必ず両面がある
4.そのままの自分を愛す

すべてのことには陰陽の両面があります。
どんなことにも必ず両面があるので、
あなたにとってプラス面を見るようにしましょう。

というわけで、
以上です。

最後まで読んでくださり
ありがとうございました。