仕事で空回りしてしまうリーダーの原因と対策とは

机でペタッとなっている女性

組織のリーダーが、課題を見つけてその打ち手を展開し、
メンバーに対して

「ここがゴールだから、こういう風にやりましょう」

といっても、

メンバーの反応がイマイチ悪い。
何故か仕事が空回りしてしまう。

組織としての一体感を感じられないと
リーダーとしてはとても辛いですね。

今回のテーマは、
・どうして仕事で空回りしてしまうのか
・どうすれば一体感をもって組織を運営できるのか

調べてみました。

【リーダーの仕事が空回りする原因】

リーダーの組織運営が空回りする
原因をピックアップしました。

【メンバーと合意形成が出来ていない】

リーダーが課題を見つけて
対策も考えて、

「じゃぁ、こういう風にしましょう」

といっても誰も動いてくれない。

その原因は、
リーダーがメンバーに、それをする意義を
感じさせていないから。

メンバーが動いてくれないのは
それに意義を感じてもらえていないからです。

そもそもですけど、
リーダーが課題を見つけるのはいいのですが、

メンバーはそれを課題と感じているのか。
その合意形成が出来ているかがポイントです。

リーダーは課題だと思っているのに
メンバーはだれも課題だと感じていなければ、
そりゃ、誰もうごきませよね。

まずは課題が共感できているか
そこをきっちりする必要があります。

【共通のゴールに出来ているか】

課題に対してのコンセンサスが得られれば
次は手段とゴールのコンセンサスを得ましょう。

課題に対して、どんな手段があって
どんなゴールを目指すのか。

ここでのポイントですが、

一緒に目指したくなる画を描けるか
どうかが、リーダーとしての力量が試されます。

ゴールを輝かしく感じてもらえることが
出来れば、メンバーも動いてくれるでしょう。

そこで、注意なのですが、
ゴールを目指している中での衝突は
健全な衝突なので、

大いにやるべきです。

そこも、以前にメンバーに知っておいて
もらいましょう。

【リーダーが陥りやすい思考】

組織というのは目的があり、
目標があります。

その目標に向かって切磋琢磨しながら、
協力しながら、あるときは衝突しながら
ゴールにたどり着きましょう。

っていう風にチームで物事を運んでいくのが
リーダーとしての仕事なのですが、

特に若いリーダーにありがちな思考ですが、

みんなで作っているというよりは

この組織は私の組織なんだから
私がここをゴールと決めたんだから
それに対してグループは
私の言うようにやって、そこを目指しましょう。

というように、独断で課題を決めて
手段を決めて、ゴールまで決めてしまう。

コンセンサスの形成に時間をかけずに
独断で動いてしまいがちです。

そうではなくて、

こういう目的に対して、
こういう目標を作って、
ここを目指したいんだけど、
どうでしょうか?

その合意が取れたうえで
そこを目指せているか?

共感の接点があるかどうか?

メンバー、自分を含めたグループに
期待するはなにか?

を考える必要があります。

【リーダーになって最初にしておくこと】

リーダーになって、仕事が空回りしないために
最初にメンバーと、しておかなければいけないことがあります。

1.まずはメンバーの思いを聞く
2.課題を整理する
3.課題に対して打ち手を展開する中で、自分なりの色を出していく

後は前任者を見ながら、どれだけの自分の
価値をそこに加えていくのか。

大体その課題を整理した3か月缶の状況を見ながら
次のタイミングの3か月で

「自分としてはこういう風にしたい」
みたいなことをいう。

そのぐらいのスピード感で
全体とのバランスをもってマネージメントしないと
周りが付いていけずに空回りする場合があります。

【リーダーが心がけておきたいこと】

リーダーが仕事を空回りさせないために
心がけて置きたいことがあります。

1,気負わない
2.マネジメントとして組織の現状と課題を把握
3.課題から仮説を導く
4.前任者のバイアスに引っ張られていないか
メンバーとのコミュニケーションを通して実証
5.判明した原因をどう改善するか?
どのメンバーを巻き込むか?

を考えながら運営します。

どうしても、若いリーダーは自分のカラーを
出そうとして気負ってしまいがちです。

まずは現状を把握することがら始めて、
課題を見つけ、メンバーの合意を得ましょう。

前任者のバイアスがないかのチェックも必要です。

今回は以上となります。

最後まで読んでくださり
ありがとうございました。