怒鳴る人はやっぱり弱い。怒鳴る人間の功と罪

公園でござを引いて座っている赤ん坊

 

間関係の悩みを解決するブログ 管理人の中島です。
怒鳴り散らす人っていますよね。相手の声をかき消す意味もあるのですが、声がでかいのはやっぱり人間社会を生きる上ではとても有利です。では、僕たちのように声が小さくて弱い人間はどうすればいいかというと、やっぱり対応策を勉強することと、少しでも強くなろうと努力することかなぁって思います。

今回、またパワハラの典型のような話を見つけてきました。ホントに怒鳴る人間をみると悲しくなりますね。なんで普通のコミュニケーションが取れないのか首をかしげてしまいます。その人が経験してきた結果なんですかね。それが人を潰しているって気がつくのはいつになるのやら・・・。

小さな職場に怒号が響く!男性看護師長のパワハラ

新しくきた看護師長は自衛隊あがり

以前、小さなクリニックに勤めていました。それまで勤務していた師長が離職し、新しい師長が入職しました。その師長は元々自衛隊で働いていた男性看護師だったのです。入職してから師長は看護スタッフ、患者さんに自分の事を部長と呼ばすようになりました。正社員がたったの6名の小さなクリニックです。そんな所に部も課も無いのですが、本人は肩書きを重んじていましたのでそれに従いました。

彼の行動で全てのスタッフが悩んでいたのはそのワンマンな所です。既存の決まりを全て撤回して新しい物を作りました。彼の理想とする像は頭の中にあり、その正解を言うまで行動出来ませんでした。スタッフを指導する時も小さな機械室に一人ずつ連れていきました。その中では近くにあった段ボールを蹴っ飛ばし、外にも漏れる大きな声で罵声を浴びせるのです。偶然その部屋を通った数人のスタッフや代診のDrが見ていたので発覚しました。

残念ながらそのスタッフは辞めていきました。又、女性看護スタッフにも強心剤の作用機序を聞きます。答えられないスタッフの胸元をボールペンで刺しながら、「ここに(心臓)効かすんじゃ!ここを(足先)締めて血圧上げるんじゃ!」と怒る様な声で説明をするのです。心臓を指す時はほぼボールペンが胸に当たる距離で指し、足元は師長自身の足で看護スタッフの足を蹴りながら場所を示すのです。

そんな風に言わなくても理解や出来ます。こんなやり方をされては本当に誰も残らなくなると思いました。最終的には就任して1年後に院長先生とトラブルになり自爆して辞めていきました。しかし、そんな事もないままだったらスタッフは続いていたのだろうかと恐ろしくなります。

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パワハラ男の功と罪

この話のパワハラ男に賛同する点があるとすれば、「肩書き」を重んじている点です。その人をどう呼ぶかでその人が作られると言われるように、平社員でも「作業リーダー」や「○○リーダー」と呼ぶことで、仕事における責任感から成長を促せるので、肩書きを重んじるのは良いと思います。ただ、このパワハラ男は好きになれません。

また、既存のやり方を撤廃するのは注意が必要ですね。それなりの合理性があって、いままでのやり方が形成されてきたのですから、撤廃して悪い結果が出た時に、ワンマンで引っ張ってきた人には責任を取って辞めてもらう必要があります。なので、撤廃して悪い結果が出た場合は上司の上司に申請して外してもらいましょう。

あと女性スタッフにボールペンを突き刺したり足を蹴ったりするのは完全に違法ですね。ただし、すぐに答えられなかった「強心剤の作用機序」も忘れられない出来事として一発で覚えることができたでしょう。感情が動くと人は記憶に残すので、これは資格試験のテクニックとして知っておいて損はありません。

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まとめ

あまり偏見を助長するのも良くないですが、自衛隊などの体育会系の職場って「いじめ」がひどいらしいですね。そんな職場にいると精神が崩れてしまうのでしょうか。今回の話はいずれ修正される内容だったと思いますが、女性ばかりの職場に怒鳴る人間がいると辛いですね。

ただ、怒鳴る人は精神的に弱いから怒鳴るのです。怖いからどなっているんです。自分の話が聞いてくれない事の恐怖から怒鳴ってしまうので、怒鳴る人間をみたら「ああ、こいつは弱い人間だ」っていう認識で見てあげましょう。精神的にあなたが上になれば、軽くあしらえます。この記事も参考にしてください。『暴言上司に言い返す方法』