人間関係が悪化するブラック企業の対処法

背中合わせの男性二人

間関係の悩みを解決するブログ 管理人の中島です。
世間ではプレミアムフライデーとかで、月末の金曜日は午後3時で退社しようとする動きがあります。別にいいと思うのですが、それで生産性を落とさずにしろっていわれたら、仕事を持ち帰る人が激増するでしょう。ちなみにうちの会社ではプレミアムフライデーなんて言葉は一切出てきませんでした。(T_T)

さて、働き方が見直されている昨今。ブラック企業なんてものは少なくなってきたみたいですね。しかしながら、職種によっては仕組みとしてブラックになってしまうものもあります。今回見つけてきたお話は、そんな仕組みとしてブラックの宿命を持った企業に勤めてしまった人の話です。

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職場も会社も仕組みとしてブラック

精神的に削り取っていく説教

私が新卒で入社した会社はコールセンターでした。経験不足の新米が各部署に配属され、管理者としての経験を積み、早い段階で管理者になります。その配属先で起こった人間関係のこじれについてお話ししようと思います。私が配属された場所は、アルバイトの方々が現場を回している状態でした。

リーダーと呼ばれるアルバイトの方々が仕切っています。リーダーの方でなくても勤務歴10年と、長い間働いてきた人ばかり。その中に知識のない新卒が入ってきたわけですが、最初から仕事ができるわけはありません。

でも、アルバイトの方からしたら、『若い女の子が入ってきた』『仕事が出来ない』『でも自分たちよりも給料をもらっている』と、思われたのかもしれません。いじめが始まりました。

コールセンターなので標準語で話さないといけないのですが、例えばイントネーションを少し間違えたが最後、長い説教が始まります。最後には、「私は、クライアントにも、同僚にも、会社にも迷惑をかけてしまう、人間として最悪です。」と、自らの口から生きている価値までも否定するようなことを言わされるのです。

それが毎日続き、私は精神を病んで、うつ病になってしまい、会社を辞めました。しかし、勤務環境も、毎日の睡眠時間は2~3時間、月に休みが4日あればいい方で、過酷な労働環境でした。解決策はその職場を辞めることが最善だったと今なら思います。

 

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ブラックだと気が付いたら背を向けて逃げよう

長年勤めているアルバイトの方の管理職に新卒の女の子が就任するわけですから、妬まれるに決まってますよね。それに負けない根性の据わった子もいますから一概にどうとも言えませんが、一般的な女性には辛い現場だと思いました。

業務内容も、コールセンターは一番精神的に辛い業務の一つですから、毎日がつらかったでしょう。僕もテクニカルサポートの電話を受ける業務についたことがあります。技術的な質問を顧客がしてくるのですが、はっきり言って質問内容がチンプンカンプンでした。どっちかと言うと、客の方が知識的に上だったりして。あの頃は胃が痛かったです。毎日しじみの味噌汁を飲んでいました。(シジミのみそ汁は胃がん予防になります)

結局、「僕には向きません」といって部署移動させてもらいました。

ちなみにコールセンターの仕事をうまくこなすには、いかに精神的に割り切るかがポイントになります。少々の失敗はクヨクヨしない強さが必要になります。強さといってもただ「ま、仕方ないか」程度の割り切れる図太さです。

また、消費者金融のコールセンターだと、債務者の人生や生活状況が悲惨な事が多々あります。そんな時でも「そうですか、それでも返済してください」と言いきってしまう冷徹さが求められます。

まぁ、自分が精神的に弱いと感じていたら、この手の職種は最初から選ばないことです。また、意図せずにそういう職種に配属された時は、すぐに転職しましょう。例の話しにもあるように、それが一番いい解決法です。

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まとめ

この頃は景気も良くなってきたので、転職がやりやすくなってきたと思います。「この仕事は向かない」「もう我慢の限界だ」と感じたらすぐにやめましょう。電通社員の事件のようにならないためにも判断能力があるうちに自分の体を守らないと、親族やあなたを大事に思ってくれている人たちを悲しませることになります。

目の前に火事があったら、何をおいても火を消すことを最優先にするように、あなたの体が火事になったと思って行動してください。思いきって会社を辞めても人生なんとかなるもんですよ。