人間関係の悩みを解決するブログ 管理人の中島です。
オススメ本の書評です。
どういうわけか、最近はスピリチュアルな本ばかりオススメしていて
対人関係や仕事のスキル的な本を紹介していなくて恐縮なのですが、
こういう目に見えない世界の事も、なんとなく
大切なんじゃないかと感じれる方には
とてもオススメの本です。
また、あまりスピリチュアルなことが
好きでない人もいらっしゃるかと思いますが、
今までの自分とは違う視点の解決方法にも
なるかもしれませんので
後学のためにも、読まれることをお勧めします。
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「こうすれば、夢はあっさりかないます!」あらすじ
タイトルは、「こうすれば夢はあっさり叶います!」という軽いタッチのタイトルですが、
中身はとっても濃いです。
と言うのは、「引き寄せの法則」をさらに超えた「選択と共振の法則」について、
様々な観点から簡易な言葉で説明した本邦初の解説本なのです。
本の中で語られていますが、僕たちを取り巻く世界はたった一つではなく、
シャボン玉のようにいくつもの世界が同時に存在しているそうです。
(パラレルワールドというそうです)
その内のどれかを選択するか決めるのは自分であり、
自らが放っているバイブレーションの総体が決定づけていきます。
この夢の叶え方、つまり「いかにして望みを具現化していく」のかという
「選択と共振の法則」を使いこなすためのコツを、
宇宙から教わった12の知恵としてお伝えしています。
読み続ける中で色んな気づきやヒントがいっぱい詰まっています。
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気になる内容を一部抜粋
不測の事態に陥った時に私がやることは「今できることとひとつになる」ことです。
実は「今までできることとひとつ」ことは不測の事態に限らず、
普段から私が心がけていることです。
例えばお茶を飲むならお茶を飲むのに一生懸命になる、家族の話をするときは
家族の話に耳を傾けることに一生懸命になる、仕事をする時には一生懸命仕事をする、
「いま」という一瞬を、心を込めて一つ一つ積み上げていけば、
次に現れる現実はきっと良いものになるからです。
不測の時にもこの原則は変わりません。例えば人と待ち合わせをした時に、
相手が約束の時間になっても来なかったとしましょう。
相手から特に連絡も入らない・・・・。
こんな時できるのはひたすら待つことですね。そこで待つことを楽しむ。
イライラしながら待つのではなく、その時間とひとつになるのです。
そんな待ち方ができれば約束の時間に遅れてやってきた相手を責めずにすみます。
相手も遅れて申し訳ないと思っていたら「待つことを楽しんでいたよ」という態度を示せば
相手を安心させてあげられるでしょう。
会った時に良い状態でスタートできれば、その後の時間も良いものになるはずです。
そもそも心の平安や喜びというものは、プロセスそのものにあります。プロセスそのものを
心から喜べたら、結果はどうでもよくなります。
空港を間違えたときも同じで「いま、できることは何だろう?」
「いま、出来ることに最善をつくそう」と考えました。
そこで、いまいる成田空港で何とかなるものなら何とかしようと決め、結果、
他の便にうまく乗り換えられたのです。
人は未来や過去に思いを馳せることはできても、結局生きられるのは「今」この瞬間
しかありません。起こった事は起こったこととして受け止め「今できること」に気持ちを
集中すれば物事がスムーズに進みやすくなるでしょう。
そしてもう一つこんなときに役立つ考え方があります。
それは次のようなものです。
「本当の自分はいのちであって心と体は後付けのオプションである」
このことを知っていると、何か失敗した時に、失敗した自分を、
もう一人の自分が客観的に見ることができます。
失敗した瞬間は「が~ん」と落ち込みもしますが、次の瞬間は、「もうほんとにバカだよね」と、
もう一人の自分が苦笑しながら少し離れた所から見ているのです。そして内なる自分が
「しょうがないなぁ、じゃあ空港会社を調べて○番のカウンターに行ってみたら?」などと指示を
出してくれます。次の行動に映りやすくなるのです。
想定外の事態が起きてずっと落ち込んだ時、そのまま落ち続ける自由も
もちろんあります。でも、そうでない世界も選べるのです。
どの世界を選ぶかを決めるのはいつだって自分自身です。
ここで紹介した物事の捉え方を使うと落ち込み続ける世界から
抜け出しやすくなるかもしれませんよ。
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読み終えた感想
僕の後輩にK君という優秀なヤツがいます。
彼には口癖のようなものがあるのですが、
例えば彼がなんらかのピンチを抱えた時
「うわ~、K君これどうすんの~!」
といって、まるで他人事のように言うのです。
ふつうだったら、
「うわー!どうしよう!」ってなるところを彼は
まるで他人事のようにトラブルを捉えるのです。
そうすることで、次のアクションも早く
的確に行っています。
何か不測の事態に陥ったときに、まさにこの本に書かれていた
失敗した自分を客観的にみる
ということを体現していました。
この考え方は多くの人にとっても役に立つと思います。
またこれは先に紹介した本
とも共通する考え方だと思いました。
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