部下が退職を申し出てきた時の引き止め方

人間関係の悩みと問題を解決するブログ 中島です。

いつも一緒に働いていた部下が突然、
退職を申し出たとき、

あなたが上司ならどうしますか?

快く送り出せれば良いのですが、
会社の実状から言って、大事な人手が去ってしまうのは
本当に困ります。

ここでは、部下が退職を申し出たときの
引き止め方について述べてみます。

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部下が退職を申し出てきた時の引き止め方

部下が退職を申し出た時の
効果的な引き止め方としては、

やはり感情的な部分を使ってアプローチを
することが有効といえるでしょう。

退職を考えている相手に対し、
会社にとって必要な人材であることを
しっかり伝えましょう。

会社や組織にとってはもちろんですが、
上司である自分にとっても大切で重要な
存在であることを伝えることが重要です。

 

もしも会社を辞める理由が、給料などの
条件面が原因であったり、

 

個人のプライベートなことが問題である場合には、
問題をすぐに解決することはできないかもしれません。

 

しかし、部下がそういった条件であるとしても、
会社に残っても良いと考えるとすれば、
仕事に対する「やりがい」や「必要性」です。

 

条件的な面で不満があって退職を考えている場合や、
実家の家業を継ぐなどの個人的な理由がある場合には、
その考えを翻すためにも、

 

この会社で働きたいと思ってもらえるか、
会社や上司として相手の必要性をしっかりと
伝えることが大切です。

 

「自分はこの会社にとって必要な人材だと思われている」
「いなくなってしまうと困る人材だと思われている」
と感じることができれば、

 

その感情も大きく動き、
思いとどまることにもつながります。

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話してくれない原因の解決はできない

反対に避けた方がよい引き止め方としては、
原因となる理由そのものを解決しようとするケースです。

このような引き止め方は、反対に
逆効果になる可能性もあるでしょう。

退職を決意するに至るまでには
様々な葛藤があるものです。

 

特に理由がプライバシーにかかわることであれば、
そこまで踏み込むことは、たとえ上司とはいえ
簡単なことではありません。

 

自分で十分に考えた末で出した決断であり、
退職に至る理由そのものを

他人が解決することは難しいでしょう。

 

問題解決から引き止めようとする考え方は、
避けた方がよいやり方であることを理解し、
別の側面からアプローチを行った方がよいといえます。

 

このように引き止め方にも
避けた方が良いことと、
効果が期待できる方法があることがわかります。

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最後に

それ以前の問題として、

このような事態に対し、すぐに対応できるような
体制を作っておくことも重要です。

会社を辞めるということは
だれにとっても大きな決断であり、

その意志を変えることは
容易ではありません。

だからこそ決断をする前の段階で、
そうならないように導いていくことが大切です。

普段からコミュニケーションを積極的に取るなど、
部下の相談を受け入れやすい環境を
整えておくことが求められます。