他人をいじめることで『いじめ』を避ける情けない先輩

ケンカする犬

人間関係の問題を解決するブログ 中島です。

 

僕の会社の他部署の話ですが、
ここ最近、部長が変わりました。

高卒から入社して、めきめきと頭角を表し
ついには部長職にまで上り詰めました。

 

しかしTさんは新入社員の時、所属部署の先輩から
めちゃくちゃな怒られ方をされていたそうです。

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『いじめ』の避け方を間違えた

特にTさんをいじめるように叱っていた先輩で

Uさんと言う人がいます。

 

Uさんは、

「おいT!明日は大事な仕事があるから絶対遅刻するなよ!」
「お前みたいにたるんでいるヤツはきっと遅刻するやろな」
「ホンマ遅れたら許さんからな!」

 

Tさんは特に遅刻などしたことないのに
こんな言い方で不必要に叱ってくるのです。

 

しかし、こんな言い方をするのですがから
さぞかしUさんはキチンとされていると

思ってしまいますよね。

 

ところがびっくり(@_@;)

 

Uさんが寝坊して遅れてくるのです。(-_-;)

 

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「Uさん、なかなか来ないなぁ。どうしたんだろう」

心配になって自宅に電話すると

「すまん、酒飲みすぎて寝過ごしてしまった・・・」

おいおいおい・・・。

絶句です。

こんなことがあったら普通、次から
キツイ言い方とか出来ないじゃないですか。

 

ところがUさんのダメだしは続いていくのです。

「仕事が遅いぞ!」
「なんだこの書類は!」
「もうちょっと気をつけろよ!」

 

事あるごとに色々言うのですが、
じゃぁ自分は完ぺきに出来ているかと言えば
またくそんなことなくミスをする人なのです。

そんな逆境のなか、Tさんは我慢できずに

「あんたにそこまで言われる筋合いはない!」

っと反論するのですが、

 

Uさんは変わることはありませんでした。

 

「チクショー!いつかアゴで使ってやるからな!」

 

Tさんは、そんな風に反骨精神で仕事に向かい
毎日を頑張っておられました。

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文字通り、Uさんをアゴで使える存在に

しかし頑張る人を周りはちゃんと見ています。

 

Tさんは周囲に認められて
どんどん出世していきました。

ついにはUさんと同じ役職で肩を並べ、

そしてとうとう、最近の人事異動で
Uさんの直属の上司である部長職にまで
昇進したのです。

(2019年4月 取締役になりました)

 

本当に文字通り、Uさんを
アゴで使える存在になりました。

 

まぁ、実際に部長になってからはそんな
アゴで使うことなんてしませんでしたが。

 

僕もTさんを応援していたので
今回の昇進はとても嬉しかったです。

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他人を陥(おとしい)れて自分を守る

ところで、

なぜUさんは、ひどい言い方や
いじめに近い叱り方をするのでしょう。

 

あとで分かった事なのですが、

 

Uさんも、学生時代に
いじめられた経験があり

 

自分よりも弱い存在を見つけて
いじめることにより

自分は『いじめられる側』ではなく、
『いじめる側』にいる

 

ということを周囲にアピールしていたのです。

情けないですね。

本当に卑怯なやり方です。

Uさんは自分を強くするよりも
他人を陥れたりいじめたりすることで
自分を守っていたのです。

 

そういうのは周りからみたら
なんとなく分かってしまいます。

結果、周りのだれからも相手されない存在に
なっていきました。

 

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周りはなんとなく気が付きます

人が人をいじめる理由はいろいろありますが、
いじめを避けるために、自分よりも年下だったり、
後輩だったり、後から来た人をいじめるなんて

間違えた処世術ですよね。

 

そういうのは外部から見ていると
なんとなく気が付きます。

 

その結果、周囲の信頼を得ることもなく
うだつの上がらない社員生活になっていました。

 

新入社員に対しては、

ときに優しく、
ときに厳しく、

 

大切に指導して育ててあげたほうが
結局は自分のためにもなってくるでよう。

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最後に

意外と周りは見てなようで見ています。

「感じ取っている」といっても
良いかもしれません。

 

やっぱり誰かを陥れるのではなく
優しい対応を心がけたいものです。