コーチングを勉強して、『やっぱ人間てめんどくさい』と思った

横腹を手の甲で締め付ける女性

間関係の悩みを解決するブログ 管理人の中島です。
僕も会社員をしていて、そろそろ下につく後輩社員とかもいます。つまり、指導する立場になりつつあるわけですから、人付き合いが苦手とか言ってられなくなります。そんな訳で、コーチングの勉強を独学ながらやってみたのですが、やればやるほど感じるんです。人間ってやっぱめんどくさいなぁって(@_@;)

スポンサードリンク

 

 

人間は承認を食べて生きている

コーチングの勉強をしていると、「相手を承認しなさい」と頻繁に書かれていました。『承認』とはつまり相手を認めることですが、どうやら人間は『承認を食べて生きている』と揶揄されるぐらい、常に認めて欲しいと思っている生き物なのだそうです。なので、逆に言うと『承認』を与えるとこちらの言うことを聞いてもらいやすくなるのです。カウンセリングやコーチングと言った助言行為も結局は『承認』を積極的に補給してあげる行為に過ぎないわけです。

また、その一方で人間は

・気安く褒められたくない。
・十把一絡げはいやだ
・他人に自分の気持ちがわかってたまるか

などといた相反する気持ちも存在します。このあたりが「人間は難しい」といわれる所以(ゆえん)であって、僕なんかはこの辺から「めんどくい・・・」なんて思ったりします。でもですね、『相反するする気持ち』と言うのも結局は『その感情も認めて欲しい』となるわけですから、要するに何が何でも認めて欲しいんです。人間ていう生き物は。

スポンサードリンク

リーダーシップの黄金律

『すべてを承認につなげる』

相手のあらゆる言動に承認するネタを見つけて『承認』を打ち込んでいく。これは相手の歓心を買うためではなく、自分もそうされたいから、同じことを他人に施すに過ぎません。コーチングやリーダーシップの極意とは、意図的に相手を承認することです。リーダー個人の能力も大事ですが、人を導く上で最も大切なのは、リーダーが人間の『承認欲求』というものを使いこなしている事なのです。

ただし、『承認』は迎合ではありません。相手の感情は承認しても、意見を合わせるかどうかは、また別のものです。

承認プラスこころを添える

『気持ちは分かるよ。でもね・・・』『そういう見方もあるね。でもね・・・』などなど、一旦相手を承認してからこちらの意見を述べる。たしかに反論してくる後輩に対して有効なテクニックです。ただ、そこに心を添えておかないと、血が通っていない感じがして寂しいですね。そういった、温かみのあるコーチングを身につけたいと思いました。