意地悪な上司の心理と対処法および注意するポイント

間関係の悩みを解決するブログ 管理人の中島です。
勤めている職場やバイト先には先輩や上司がいたりしますが、上司や先輩は必ず良い人とは限りません。中にはとんでもない意地悪な人もいることが現実です。それでは僕たちはそんな『意地悪で卑怯な先輩上司』とは、どうやって対処すればよいのか。先日、ネットを見ていたら良い例を見つけたのでご紹介します。(原文をそのまま使うわけにもいかないので加筆修正しています)

 

ムチャクチャなバイトの先輩がいいように仕事を押し付けてくる

深夜のコンビニバイトの先輩が理不尽

僕が人間関係で悩んだのは、初めてしたバイトでの人間関係でです。当時、僕は21歳の大学4回生になったばかりの春先に、コンビニで深夜バイトを始めました。僕のバイトしていたコンビニは深夜でも二人体制で行うものでした。新人の僕と先輩の二人で勤務していたわけです。

最初の三日間はチーフ、先輩、僕の三人で仕事をチーフに教わりながら勤務してましたが、三日を過ぎると僕と先輩の二人きりです。コンビニって仕事内容は色々あります。まず最初の三日でレジ打ちやレジ周辺の仕事をマスターし、慣れてきたら発注業務のような他の仕事も先輩から教わりながらマスターしてくっていう流れでした。

問題は最初の三日間が終わり、先輩と二人きりになってからです。この先輩、ものすごく仕事をしないんです。今までならチーフと先輩といった形の二人勤務だったのでチーフからしたら先輩は下に当たります。ですので先輩のサボリ癖やパワハラって表に出てなかったでしょう。

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しかし、僕だと仕事を覚える為と理由をつけ、業務の7割は押し付けられました。最初の頃は仕事に慣れてない僕を鍛える為だ、慣れさせる為だと思って先輩の指示に従っていましたが三ヶ月以上経過して仕事に慣れてきても同じ状態が続きました。この辺で先輩に不信感を抱きました。

しかし、なんだかんだと先輩です。僕から強く言うことは出来ず状況は改善しないままでした。これを解決してくれたのが後輩です。この頃には僕もバイトに慣れてきていたので、日によっては僕が先輩となり後輩の指導をする立場になってました。

僕は先輩風を吹かすことはしませんし、同じ時給で働いてるんだから仕事量は五分五分で良いって思ってましたしその通り実行しました。すると後輩から、僕と組む時と先輩と組む時では仕事量に差があるって思い出したんです。後輩も先輩に対して不信感を得たんでしょう。

 

後輩は非番の日に僕のバイト中訪れ、先輩と僕の勤務内容を観察してました。これを逐一オーナー(僕の勤務してたコンビニはフランチャイズでオーナーが責任者だった)に報告してくれた結果、先輩はクビとなりました。他力本願な解決法ですが、パワハラをする先輩はいなくなりましたし、僕も先輩を反面教師とし後輩には優しく指導しました。おかげで大学卒業までコンビニの人間関係は良好で快適にバイト出来ました。

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仕事を押し付ける先輩の心理を考察

オーナーが見ていないところで後輩に仕事を押し付ける。そんな人間の心理を考察すると、やはり「怒り」の感情がきっかけになっているのではないかと思います。筆者に対して怒りを感じるのではなく、先輩の生い立ちの中で、例えば部活で先輩から何かを押し付けられた経験があったり、理不尽な事をされた経験だったり、その「怒り」の感情を吐き出したのかもしれません。

意地悪をする人間の感情として、その人に注目してほしいために意地悪をするという心理もありますが、この例では違うような気がします。

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意地悪な上司や先輩の対処法は最初が肝心

この手の話の対処法のセオリーは、出来るだけ早めに文句を言って、人間関係が形成される前段で対処するのがベストです。ズルズルといつまでも言われるままになっていると先輩のペースになってしまい、仕事で辛い思いをするだけです。

ただ、先輩の生い立ちがどうだったとか、性格がどうだったとか、仕事内容を教わるような初期のころから分かるはずもありませんので、新しい職場に行く場合は、「次の職場の先輩や上司は良い人とは限らない」と言うことを念頭に置いて、場合によってはガツーン!っといってやる気構えを持っている必要があります。

「あれ?おかいいぞ」って気がついた時点で「先輩、もうそろそろ僕も仕事を覚えてきましたので、ここは先輩もやってください」とハッキリ言いましょう。場合によっては人間関係をつぶす覚悟で話してみる事が大事です。その覚悟が相手を動かします。

もうひとつのセオリーとしては、「上司の文句はその上の上司に言う」と言うことです。上司や先輩の勤務態度についてはその上の上司にいって対処してもらいましょう。公平な目で見てもらい状況を改善してほしいと促してみましょう。例文の話では後輩がそのようにしていましたね。筆者は普段の行いが良かったので、状況が良い方向になってよかったです。

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まとめ

「仕事を教えてやる」と言うことを人質にして人間関係を形成するのは卑怯ですよね。「これは君に仕事を覚えてもらうためなんだ」といって愛のムチのようでいて、実は仕事を押し付けているだけだった、なんて事になったら仕事が辛くなってしまいます。

今、仕事を教えてくれている人はそんな卑怯な人かもしれないということを念頭に置いて、「おかしい」と感じた時点で「平等に仕事をしてください」といえる勇気をもっていたいですね。

それが出来ないときは、オーナーや上司に改善をお願いしましょう。職場を楽しい場所にするのは、そこに勤める人たちが努力しないといけないですね。卑怯な人、意地悪な人、職場を悪くする人には負けないようにしましょう!